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地震
マグニチュードと震度
■ マグニチュードとは?
マグニチュードは、地震のエネルギー規模をあらわす単位です。
 → 関東大震災を引き起こした関東大地震はマグニチュード7.9
    阪神・淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震はマグニチュード7.2
マグニチュードが0.2大きくなると、地震の規模は約2倍になります。
また、マグニチュードが1大きくなるとエネルギー規模は約32倍になります。
■ 震度とは?
震度は、地震の際の各地点の揺れの強さを表します。ある地点が実際にどう揺れるかは、地震のエネルギー規模だけでなく、震源からその地点までの距離、地盤条件などに左右されます。
■ マグニチュードと震度の関係
マグニチュードと震度の関係は、電球の明るさと机の上の明るさとの関係にたとえられます。同じ電球からの光でも、机がどのくらい離れているかで、机の上の明るさは変わってきます。
このように、マグニチュードの値が同じ地震であっても、震源が遠ければ震度は小さく、震源が近ければ震度は大きくなります。また、地盤の質の違いによっても、震度の大きさは左右されます。

耐震・免震・制震のちがい
《耐震》 →建物自体を強く作って地震に備える
《制震》→建物内に揺れを軽減する装置を備える
《免震》 →揺れと建物を絶縁する
耐震はこれまでずっと行われてきた方法で、最近では制震、免震も増えてきています。特に免震は揺れを建物内に伝えないことから、室内の家具転倒などが少なく、最も被害を受けないという人もいます。耐震に比べると建築費は高くついているようです。

 
今後30年で震度6弱以上の地震に見舞われる可能性
赤い部分が今後30年以内に震度6弱の揺れに見舞われる可能性がある地域
(文部科学省地震調査研究推進本部資料より)

平成17年3月に発表された地震調査研究推進本部の地震調査委員会の「全国を概観した地震予測値図」。そこでは海溝型地震の確率が非常に高く、なかでも高かったのは宮城県沖の99%でした。その年の8月、予測どおり、宮城県沖では大規模な地震が発生。その後、地震調査委員会は2005年8月16日の宮城県沖地震は予測された地震とは異なるタイプの地震だったと発表しましたが、予測した地震ではなかったとはいえ、予測の確率精度は非常に高いものだったということになります。

・茨城県沖(M6.8程度) 90%程度
・南関東地域(M6.7〜7.2程度) 70%程度
・東海地震(M8程度) 86%程度
・東南海地震(M8.1程度) 60%程度

図表を見ると、首都圏から東海、中京圏にかけてが確率の高いところです。また、これ以外でも、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布をみてみると、26%(100年に1回)もの可能性がある地域は24都道府県に及びます。そもそも、地震調査委員会では確率が3%以上の地域を可能性が高い場所と位置づけており、となると、日本の大半の地域に地震の危険があるということになります。


地震への備え 10のポイント

上の図により、日本のほぼ全ての地域で地震の危険性があることが判りました。では、
地震に対する備えでまず、やるべき事は何でしょう。10のポイントにわけてご紹介します。

● 家具類の転倒・落下防止をしておこう
・家具やテレビ、パソコンなどを固定し、転倒や落下防止をしておく。
・けがの防止や避難に支障のないように家具を配置しておく。
● けがの防止対策をしておこう
・難に備えてスリッパやスニーカーなどを準備しておく
・停電に備えて懐中電灯をすぐに使える場所に置いておく。
・食器棚や窓ガラスなどには、ガラス飛散防止装置をしておく。
● 家屋や塀の強度を確認しておこう
・家屋の耐震診断を受け、必要な補強をしておく。
・ブロックやコンクリートなどの塀は、倒れないように補強しておく。
● 消火の備えをしておこう
・小さな揺れの時には、火の始末をする習慣をつけておく。
・火災の発生に備えて消火器の準備や風呂の水のくみ置きをしておく。
● 火災発生の防止対策をしておこう
・普段使用しない電気器具は、差込プラグをコンセントから抜いておく。
・電気やガスに起因する火災発生防止のため感震ブレーカー、感震コンセントなどの
防災機器を設置しておく。
● 非常用品を備えておこう
・非常用品は、置く場所を決めて準備しておく。
・車載ジャッキやカーラジオなど、身の周りにあるものの活用を考えておく。
● 家族で話し合っておこう
・地震が発生した時の出火防止や初期消火など、家族の役割分担を決めておく。
・家族が離れ離れになった場合の安否確認の方法や集合場所などを決めておく。
・家族で避難場所や避難経路を確認しておく。
・普段の付き合いを大切にするなど、隣近所との協力体制を話し合っておく。
● 防災環境を把握しておこう
・地域の防災マップに加えて、わが家の防災マップを作っておく。
・自分の住む地域の地域危険度を確認しておく。
● 過去の地震の教訓を学んでおこう
・消防署などが実施する講演会や座談会に参加し、過去の地震の教訓を学んでおく。
・新聞、テレビ、ラジオやインターネットなどから防災の知識を身につけておく。
● 知識・技術を身につけておこう
・日頃から防災訓練に参加して、身体防護、出火防止、初期消火、救出、応急救護、
通報連絡、避難要領などを身につけておく。

地震 その時の10のポイント
では、グラっときた時は・・・?とっさの時にパニックにならずに適切な行動をとるための10のポイントです。
● グラッときたら身の安全
● すばやい消火、火の始末
● 窓や戸を開け、出口を確保
● 落下物、あわてて外に飛び出さない
● ガラスの破片に気をつけよう
● 協力しあって救出・救護
● 門や塀には近寄らない
● 確かめ合おう、我が家の安全、隣りの安否
● 避難の前に安全確認、電気・ガス
● 正しい情報、確かな行動

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